抗不安薬 睡眠薬 投与制限一覧
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(短時間型) |
||
クロチアゼパム | 向3 30日 | |
リーゼ | ||
エチゾラム | 向3 30日 | |
デパス | ||
アルタゾラム | ||
コレミナール | ||
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(中間型) |
||
アルプラゾラム | 向3 30日 | |
コンスタン | ||
ソラナックス | ||
ロラゼパム | 向3 30日 | |
ワイパックス | ||
ブロマゼパム | 向3 30日 | 坐剤14日 |
レキソタン | ||
セニラン | ||
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(長時間型) |
||
ジアゼパム | 向3 90日 | |
セルシン | ||
ホリゾン | ||
クロキサゾラム | 向3 30日 | |
セパゾン | ||
フルジアゼパム | 向3 30日 | |
エリスパン | ||
クロルジアゼポキシド | 向3 30日 | |
コントール | ||
バランス | ||
オキサゾラム | 向3 30日 | |
セレナール | ||
メダゼパム | 向3 30日 | |
レスミット | ||
メキサゾラム | ||
メレックス | ||
クロラゼブ酸ニカリウム | 向3 14日 | |
メンドン | ||
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(超長時間型) |
||
ロフラゼプ酸エチル | 向3 30日 | |
メイラックス | ||
フルトプラゼパム | ||
レスタス | ||
セロトニン1A部分作動薬 |
||
タンドスピロンクエン酸塩 | 劇 | |
セディール | ||
バルビツール酸系睡眠薬 |
||
ペントバルビタールカルシウム | 劇 向2 14日 | |
ラボナ | ||
アモバルビタール | 向2 14日 | |
イソミタール | ||
セコバルビタールナトリウム | 劇 向1 | |
アイオナールナトリウム | ||
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(超短時間型) |
||
トリアゾラム | 向3 30日 | |
ハルシオン | ||
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(短時間型) |
||
ブロチゾラム | 向3 30日 | |
レンドルミン | ||
ロルメタゼパム | 向3 30日 | |
ロラメット | ||
エバミール | ||
リルマザホン塩酸塩水和物 | ||
リスミー | ||
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(中間型) |
||
フルニトラゼパム | 向2 30日 | |
サイレース | ||
ロヒプノール | ||
ニトラゼパム | 向3 90日 | |
ベンザリン | ||
ネルボン | ||
エスタゾラム | 向3 30日 | |
ユーロジン | ||
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(長時間型) |
||
クアゼパム | 向3 30日 | |
ドラール | ||
フルラゼパム塩酸塩 | 向3 30日 | |
ダルメート | ||
ハロキサゾラム | 向3 30日 | |
ソメリン | ||
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(超短時間型) |
||
ゾルピデム酒石酸塩 | 向3 30日 | |
マイスリー | ||
ゾピクロン | 向3 30日 | |
アモバン | ||
エスゾピクロン | ||
ルネスタ | ||
メラトニン受容体作動薬 |
||
ラメルテオン | ||
ロゼレム | ||
オレキシン受容体拮抗薬 |
||
スボレキサント | ||
ベルソムラ | ||
その他 |
||
ブロモバレリル尿素 | 劇 | |
ブロバリン | ||
トリクロホスナトリウム | 劇 冷所 | |
トリクロリール | ||
抱水クロラール | 冷所 坐剤 | |
エスクレ | ||
■
ワルファリンと併用したときにワーファリンの効果増強、PT-INRが延長するものを下記から選べ。(M3医療クイズより)
②リファンピシン
③クラリスロマイシン
④アミオダロン
①ファモチジン 相互作用なし。
②リファンピシン 効果減弱
リファンピシンがCYP3A4、CYP2C9誘導するため。
③クラリスロマイシン 効果増強
クラリスロマイシンがR-ワルファリンの代謝酵素CYP3A4を阻害する。
④アミオダロン 効果増強
アミオダロンの代謝物、デスエチルアミオダロンがS-ワルファリンの代謝酵素CYP2C9を阻害するため。
⑤カルバマゼピン 効果減弱
カルバマゼピンはR-ワルファリン、S-ワルファリンの代謝酵素CYP3A4、CYP2C9を誘導するため。
答え ③クラリスロマイシンと④アミオダロン
バフセオ錠について
腎性貧血
慢性腎臓病では腎機能が低下し、エリスロポエチンが十分作られず、血液中の赤血球が少なくなる状態。
心・腎・貧血症候群
貧血を放置すると、体中にうまく酸素を運べず、腎機能がさらに悪化したり、心不全が悪化したりする。貧血、慢性腎臓病、心不全がお互いの症状進行に関与している。
バフセオ錠
HIF-PH阻害剤。腎臓でエリスロポエチンの産生を促す。エリスロポエチンを増やすことで骨髄で赤血球が十分に作られるようになり、貧血が改善する。
通常1回300mg1日1回投与。最高用量は600mgまで。
適宜増減あり。150mg錠もある。
就寝前に投与されるケースが多い。
注射剤との比較
腎性貧血の治療では、従来ネスプなどの注射剤が使われていたが、それらとも効果において遜色なし。また、内服のほうが、痛みなど、患者様の負担が少なく、早めに治療を開始しやすい。
重要な基本的注意
ヘモグロビン濃度が目標範囲で安定するまでは、2週に1回程度、ヘモグロビン濃度を確認
本剤投与中は、ヘモグロビン濃度等を4週に1回程度確認し、必要以上の造血作用が現れないように注意。
へモグロビン濃度が、4週以内に2.0g/dLを超えるような急激な上昇がみられた場合、速やかに減量または休薬する。
血液透析者において、赤血球造血刺激因子製剤から本剤への切り替え後に、ヘモグロビン濃度が低下する傾向が認められているため、切り替え後のヘモグロビン濃度の低下に注意。
定期的な肝機能検査を行う。
血圧上昇の可能性あるため血圧の推移に十分注意。
鉄欠乏時には鉄剤投与。
他の薬との飲み合わせ
カルシウム、鉄、マグネシウム、アルミニウムなどを含む製剤
バフセオ錠の服用前後2時間以上あけて服用する。
HMG-CoA還元酵素阻害剤
筋肉が痛い、尿の色が赤褐色になるなどの副作用が現れる場合がある。
特に注意が必要な副作用
血栓塞栓症(脳梗塞、シャント閉塞、心筋梗塞、肺塞栓など)が起こる可能性あり。
→飲酒、喫煙控えて、バランスの良い食事、規則正しい生活。透析中の方は、シャント音を毎日確認。飛行機、自動車、列車など長時間移動の際、脱水状態にならないように注意し、足をなるべく動かす。
過活動膀胱(OAB)治療薬のアドレナリンβ3作動薬
ミラペグロン(ベタニス)とビベグロン(ベオーバ)がある。
いずれも、用法用量は、1日1回食後
ミラぺグロン(ベタニス)は、中等度肝機能低下、重度腎障害では25mgより開始する。ミラぺグロン(ベタニス)は、重篤な心疾患、妊婦、授乳婦、重度肝機能障害、フレカイニド、プロパフェノン投与中は禁忌、生殖可能な年齢の患者への投与は避けるとなっているが、ビべグロン(ベオーバ)には、そのような記載はなし。
いずれも、副作用としては、口内乾燥、便秘、尿路感染、残尿量増加、肝機能異常などがある。
過活動膀胱(OAB)の症状としては、尿意切迫感、夜間頻尿、切迫感尿失禁(寒さやトイレのドアノブに触れたときなどをきっかけに尿意切迫感を感じやすいなど)がある。
β3を刺激することで、排尿筋を弛緩して、膀胱の容量が大きくなるため、症状が改善する。