2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
SGLT2阻害薬によって影響されるのは、血清1,5ーアンヒドログルシトール(1,5ーAG)です。 SGLT2阻害薬は、グルコースの再吸収を阻害して、余分な糖を積極的に尿中に排泄して、血液中の糖を減らすことで、HbA1cや血糖値は改善します。…
センナ、大黄、アロエなどのアントラキノン系下剤の長期連用により、大腸の粘膜が淡褐色から黒褐色になるものです。 これは、メラニン用色素が、マクロファージに貪食されることによるものです。 長期連用による変化は、粘膜の変化だけでなく、便秘状態をさ…
グーフィス錠の有効成分は、エロビキシバット水和物です。 胆汁酸トランスポーター阻害剤といわれます。 大腸に流入した胆汁酸により、水分分泌と大腸運動促進の2つの作用で排便を促します。 作用の仕方としては、胆汁酸の再吸収を抑制して、大腸の中に流入…
爪の水虫はとても治療が困難です。外用薬のみでは、なかなか改善しない場合、内服薬が用いられます。 イトリゾールカプセルは、爪水虫治療のための内服薬の一つですが、パルス療法とよばれる服用方法があります。 1回4カプセルを朝夕食直後に服用します。…
カルニチンとは? その約98%は、骨格筋、心臓などの筋組織に存在しており、脂肪酸を燃焼して、エネルギーに変えるために必要な物質です。 通常、体内のカルニチンは約4分の3は食事からとれます。しかし、残りの4分の1 は、肝臓や腎臓で、必須アミノ酸…
ハイリスク薬について確認 すべき共通する項目 としては、次のようなものがあります。 ①患者さんに対する処方の内容について 薬の名前、用法用量等の確認 ②服薬される患者さんのアドヒアランス、つまり、患者さんが薬を服用するにあたり、納得して服用をされ…