OC,LEPとは?
OCとは、低用量ピルのこと。
LEPとは、低用量エストロゲン、プロゲストーゲン配合剤のことです。
OCには、1相性のマーベロン、ラベルフィーユ、3相性のシンフェーズT28、アンジュ、トリキュラー、ファボワールがあります。
3相性とは、服用周期により、2つのホルモンの量を段階的に変化させているピルのことです。
避妊効果については、1相性でも3相性でも大きな違いはないものの、3相性では服用を間違えると、妊娠する可能性は高くなります。
LEPには、ルナベルLD,ルナベルULD,フリウェルLD、ジェミーナ配合錠、ヤーズ配合錠、ヤーズフレックス配合錠があります。
卵胞ホルモンはすべての製剤で、エチニルエストラジオールが含まれています。
黄体ホルモンは第1世代のノルエチステロン、第2世代ノボノルゲストレル、第3世代デソゲストレル、第4世代のドロスピレノンがあります。
黄体ホルモン第1世代ノルエチステロン含有製剤
OC
シンフェーズT28
LEP
ルナベル配合錠LD、ルナベル配合錠ULD、フリウェルLD
黄体ホルモン第2世代レボノルゲストレル含有製剤
OC
アンジュ、トリキュラー、フォボワール
LEP
フェミーナ配合錠
黄体ホルモン第3世代デソゲストレル含有製剤
OC
黄体ホルモン第4世代ドロスピレノン含有
LEP
ヤーズ配合錠、ヤーズフレックス配合錠
OCは、避妊を目的とするため、自費ですが、LEPは月経困難症などの治療を目的とするため、保険適応です。