無顆粒球症について
血液中の白血球の成分のうち、顆粒球(特に好中球)が減少して、ほとんどなくなります。初期症状として、かぜや扁桃腺炎のときと同様な発熱、のどの痛み、全身の倦怠感などがあります。
無顆粒球症になると、細菌などに感染しやすくなり、肺炎や敗血症などの重症感染症を起こす場合があります。
メルカゾールの重篤な副作用として知られており、無顆粒球症は飲み始めて2か月間に多く発症することが知られていますので、のみはじめの2か月間は2週間ごとに血液検査を行います。
2か月をすぎても、定期的に血液検査をおこなって、副作用の有無について確認をします。
メルカゾールを飲んだり、飲まなかったりすると、2か月以降になっても、副作用が起こる可能性が高くなります。