地味にがんばる薬局薬剤師の日記

調剤薬局での患者さんからの質問などを中心に、薬や健康食品などの情報をお伝えします。

大黄甘草湯について

便秘とは、一般に3、4日便が出なかったり、または、便が出ても、残便感があるという状態のことをいいます。

2,3日に一度の排便であっても、定期的にお通じがあれば、便秘ではないとされます。毎日排便がないから便秘というわけではありません。

基本は、バランスよく栄養をとり、食物繊維を多く含む食品を取り入れ、適度に運動をするということです。それでも、やはり、お通じが悪い場合、便秘薬を利用するということになると思います。

 

市販の便秘薬の中で、漢方薬の大黄甘草湯を使っている商品としては、タケダ漢方便秘薬があります。

小児は5歳から服用でき、1日2錠まで、成人15歳以上は4錠まで服用できますが、便通の具合を見ながら、半錠から1錠ずつ加減できます。.

半錠に割る場合は、半分に割りやすいように、割線が入っていますので、スプーンのふくらみを利用したり、ハサミで切るなどで半分にするとよいですね。

 

 

定形外郵便送料無料【第2類医薬品】タケダ漢方便秘薬 180錠 【メール便、定形外郵便対応】


 

大黄はアントラキノン系の大腸刺激下剤です。アントラキノン系には、他にセンナなどがありますが、これらの大腸刺激下剤を4か月以上または、大量に服用することにより、大腸粘膜に黒く色がついてしまう大腸メラノーシスを起こすことがあります。これにより、腸の機能が低下してしまい、さらに便秘が悪化することになってしまうので注意が必要です。

大黄により、服用後に尿が橙色から赤色に変化する場合があります。

妊娠時は、大黄の子宮収縮作用および骨盤内臓器の充血作用があるため、流産、早産の危険性があるため避けましょう。

 

 

あなたにぴったりの求人をご紹介薬剤師転職サイト『ファゲット』 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 転職を考えている薬剤師さんへ 無料相談で「生き残りの必須本」プレゼント中 転職成功で転職支援金最大20万円プレゼント中 https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZW9TZ+97MHI2+2YJA+HW2QB ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━