個別指導備忘録 ポリフル編
ポリフルの添付文書に、
"①本剤による治療は対症療法である。"
"②症状の改善が認められない場合、長期にわたって漫然と使用しないこと(通常2週間)"
という記載があるため、2週間以上、継続して処方されている場合には、確認が必要であると指摘を受けました。
消化管内で、吸水性と保水性を示して、水を吸って膨らんだり、ゲル状になったりして、消化管の内容物の輸送を調節して、便の性状を正常化します。
つまり、下痢であれば便を固また、便秘であれば便を軟らかくすることができます。
通常、過敏性腸症候群において、下痢や便秘を繰り返す症状に対して処方されます。
この薬の性質上、服用する際に、多めのお水、少なくとも、コップ一杯、180ml程度の水で飲む必要があります。
服用する際に、水が少ない場合、薬が膨らんでしまい、喉や食道が塞がれてしまう可能性があるためです。特に、高齢者の方には、注意が必要です。