アクテムラについて
●関節リウマチについて
女性に多く、30~50歳代で発症することが多いです。
自己免疫疾患(免疫システムに何らかの異常をきたして、自分自身に攻撃してしまうために炎症がおこる病気)のひとつです。長期間にわたって炎症がつづくと関節が破壊され、変形し、機能障害をおこしてしまいます。
●関節リウマチの治療の目標
関節の痛みや腫れなどの症状をなくし、関節破壊の進行を抑え、長期間にわたって、できる限りQOLを高く保つことです。
関節の破壊は発症初期早期からはじまっており、診断されたら、なるべく早い時期から、積極的な治療を行うことがすすめられています。
●関節リウマチとインターロイキン6、アクテムラの関係
サイトカインの一つであるインターロイキン6(IL-6)は、関節の炎症、痛み、腫れ、骨や関節の破壊 などを引き起こす原因の物質。関節リウマチでは、IL-6が関節液中た血液中に通常より多く存在し、その多くが受容体にくっつき、関節の痛みや腫れ、関節の破壊を引き起こします。
アクテムラは、IL-6のかわりに受容体にくっつくことで、IL-6の働きを抑え、関節の痛みや腫れを和らげたり、関節の破壊の進行を遅らせます。
●アクテムラによる治療法
皮下注射による投与方法では、2週間に一回。オートインジェクターは15秒かけて皮下注をします。
腹部に注射するのがおすすめです。腕に注射された患者さまで骨に当たったという事例もあり、痛みが強くなるので避けます。
確認窓全体が紫色になっていることを確認します。→全体が紫色になっていない
と全量が投与できていないということです。打ち直しはできないので、きちんと確認してから針を抜くようにする必要があります。また、痛みが強くなるのを避けるため、冷蔵庫から出して30分くらいおいて室温に戻してから使用します。
●アクテムラが使用できない患者さま
◇重い感染症にかかっている方
◇結核の症状のある方
◇過去にアクテムラの投与でアレルギー症状をおこしたことがある方
●アクテムラ治療中に注意すること
感染症にかかりやすくなる上、炎症や感染の指標となるCRPの上昇や発熱などが隠されてしまうために感染症の発見が遅れる可能性があります。
発熱、息苦しさ、のどの痛み、せき、痰、鼻水などのかぜの症状を感じたときはすぐに主治医に連絡するよう伝えましょう。
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