腰痛について
腰痛の病態について
●腰部の疼痛を訴える患者は非常に多いですが、腰椎に変化があったり、あるいは内臓疾患があったり、また脊椎腫瘍の初期症状であったり、いろいろの原因が考えられます。
治療薬について
1)中枢性鎮痛剤(麻薬性、非麻薬性)
2)ステロイド剤
3)非ステロイド性消炎鎮痛剤(酸性、非酸性)
4)解熱鎮痛剤(ピリン系、非ピリン系)
5)鎮痙、鎮痛剤
6)筋弛緩剤(中枢性、末梢性)
などがあります。
治療、日常の注意点について
①整形外科と内科を受診することがおすすめ。
②重いものを持ち上げるときは、ひざを曲げて腰の負担を軽減することが大切。
③薬剤について
1)規則正しく時間どおりに服用すること。
2)ステロイド剤は急に中断したり、急激な減量を自己判断で行わない。
3)胃腸障害、アスピリン喘息に注意
4)飲み忘れたときは、気がついた時点で一回分を服用すること。次回の服用時間に近いときは忘れた分は服用しなくてOK。一度に二回分服用することは避ける。
6)痛み止めはあくまで、原因をなくすものではなくて、痛みをやわらげることを目的とした対症療法です。