血圧を測るときには？

血圧は測定するタイミングや環境などによって変化します。
本当の血圧を知るには、なるべく、同じ時間、同じ環境で測定をします。
昼間の活動しているときと、夜のゆっくりしているときでは違いますし、怒っている時と穏やかに過ごしている時でも違います。測定する度に違ってきます。
本当の血圧を知るためには、同じ時間に同じ環境で測定して、その平均値を見ていくことが大切ですね。そのために家庭での測定が欠かせません。
高血圧治療ガイドラインにも、診察室血圧と家庭血圧に差がある場合は、家庭血圧を優先するようにと記載されています。
家庭での測定には上腕式の血圧計を使うようにしましょう。その方が正確に測れます。
朝と夜それぞれ2回ずつ測定し、血圧手帳などに記録します。
朝夜2回ずつ、すべての数字を記載するのが基本ですが、平均値の記入でもいいでしょう。
できれば、その日の体調や出来事もメモしておくと、どんな時に血圧が上がりやすいのか、知ることができます